Introduction
今年の8月24日は、私の29+1回目の誕生日だったのですが、 土曜日ということもあり、友人連中に見つかって「誕生日おめでとう攻撃」を 食らわされるのが嫌だったんで、遠くに逃げることにしました。

そのときの様子をデジカメ画像をまじえて紹介していこうと思います。 なお、画像にマウスカーソルを合わせると説明が表示されます。(全部じゃないけど)


行き先について簡単に説明しておきましょう。場所は茨城県常陸太田市。 茨城の中心部からやや北に位置し、海に近いところです。日立市と隣接しています。
ここには何があるかというと、私の母親の実家、つまりおばあちゃんの家です。 中学生の頃までは毎年、夏休みになると一週間くらい遊びに行っていたという、 なつかしの場所です。
葬式とかで去年も一度来たんですが、そういうのを除けば15年ぶりくらいですかね。

常磐高速を使えば一時間半程度で着いてしまいますが、あえて一般道を使うことにしました。 高速がない頃に使っていた(と思う)道を使って、景色を楽しみつつゆっくり行こうかと。

スタート〜埼玉県内
というわけで10時ごろ、家を出発。 近くのガソリンスタンドで満タンまで入れ、走行距離メーターをリセット。

記憶の糸を辿りつつ、まずは越谷方面へ。 北越谷駅付近まで来たところで、道を間違えたことに気づきマップを見ながら方向修正です。
ついでに、このとき、シロから携帯に「誕生日おめでとう」メールが。 いきなり当初の目的のひとつが潰れました(なら、携帯を置いてくりゃよかっただろうって?)。

方向修正して、元荒川沿いを走ります。この風景は確実に見覚えがある。 というわけで車の中から記念撮影。 元荒川

千葉県突入
程なくして、埼玉と千葉の県境である江戸川を越えます。 うーん、こんな橋(野田橋)、通ったっけ?まあいいや。 まっすぐ行けば利根川を越えて茨城のはずだから。
江戸川(野田橋)その1 江戸川(野田橋)その2

いよいよ茨城へ
千葉県はあっという間に抜けて、利根川を渡って茨城県へ。 うーん、この橋(芽吹大橋)もあんまり見覚えがないんだけど、大丈夫なんだろか?
せっかくだから、堤防に車を止めて記念撮影。
利根川(芽吹大橋)その1 利根川(芽吹大橋)その2

しかし、ここでデジカメのバッテリー切れ警告が。おい、まだ数枚しか撮ってないぞ。 充電池がへたれていたのだろうか・・・。

しょうがないのでちょっと早め(12時前)だけど、 コンビニでお昼ご飯と電池を購入。 レジの店員が「またおこしくださいませ」と言っていたのが妙に印象的でした。 はたして、私は再びこの店を訪れることがあるのだろうか?などと思ってしまいました。 ま、店員にしてみればマニュアル通りの対応なんでしょうけどね。

この道で合ってるの?
無事、茨城県内に突入しました。 が、この先はかすかに残る記憶と地図だけが頼りです。 確か、土浦、つくば方面を通って北上したはず・・・。 すると考えられるルートは354号で東に進んで、 6号線にぶつかったらそのまま北上するというものです。
もし道に迷うようなら常磐高速を使えばいい。


少々不安になりつつも354号を走りました。何しろ、記憶に残っている風景が全然出てこないんですから。 しかし、小貝川に架かる橋を渡ったとき、この橋がはっきり記憶に残っている場所だとわかりました。 この橋って随分南のほうにあったんだな。 全行程の中盤付近にあるものだと思っていました。
写真が取れなかったのが残念。


これで、ルートを間違ってはいないことがわかったわけで、一安心。 そして、6号線にぶつかるところまで来ました。 ここもなんとなく記憶に残っている気がする。
土浦

水戸街道を北上
6号線をひたすら北上。水戸まであと50kmか・・・先は長い。 6号線はこのあたりは一車線道路なのでむやみにスピードを出したり 前の車を追い越すわけにもいかない。


水戸まで来ると次は、日立までの距離が掲示されています。あと40km。 ちなみにこの写真を撮った時間は2時ごろです。
水戸

日立まであと十数キロまで来たところで、標識には「左折すると常陸太田」の掲示が。 ここで左折するというのははっきりくっきり記憶に残っています。 目的地まではあとわずかってことです。

常陸太田に到着
というわけで常陸太田に到着。時間は大体2時半ごろですか。 4時間ほどかかった計算になりますね。 あいかわらず、のどかな風景が広がっていました。
この辺はあまり説明の必要もないと思うので写真を堪能してください。
久慈川 常陸太田市役所付近の交差点 里川 里川に架かる橋を走行中に撮影 わかりにくいですがかなり急な坂道を登っています 何故かここだけ妙に舗装状態が悪い バス停です。ここが終点のようです 月曜と木曜しかバスが来ないのか? バス停付近 林の中の一本道 夜は真っ暗になりそうなとこだな 山火事? ブドウか梨の栽培だと思う 山肌が露出しているところでは石灰岩の採掘が行われているらしい

15年目の久慈浜海岸
さて、次は海へ。日立港、久慈浜海岸です。
・・・この潮のにおい、波の音、砂浜、どれもこれも昔のままですね。懐かしい。
海水浴場入り口
いつもならたくさんの人がここに泳ぎに来ているのですが、 8月も終盤で、天気もあんまりよくなかったせいか、人影はまばらです。
ま、写真を撮るには好都合ですけどね。
ほんとに人が少ないね 海の家にも客が全然いません 波打ち際 浜の北端から日立港方面を撮影 これが「かじめ」だっ!(嘘) 灯台の麓付近 こんな風に海水浴場からは死角になっている

折角、海まで来て写真だけ撮って帰るのももったいないかと思い、 波打ち際まで行き、海水と砂に触れてみました。 「15年ぶりの海か・・・」などと感慨にふけっていたら、 少しだけ強めの波が打ち寄せてきて、足がくるぶしまで海水まみれに!
換えの靴なんて持ってきてないぞ。

漢字で書くと神峰だったはず・・・
30分くらい、浜辺にいたのかな。4時近くになりました。 次はかみね公園へ。かみね公園というのは小さな遊園地です。 ここも毎年遊びに行っていたところです。
ひとりで遊園地に入るほど寂しいものはないので今回は単に前を通るだけですけど。
車内から海を撮影

しかし、地図を見ても道がよくわからず、ちょっと迷ってしまいました。 写真も撮りたかったけど、いい大人が遊園地のそとから写真を撮っているのも怪しいと思われそうだし、 やめておきました。


常磐高速は速い
あとは帰るだけ。常磐線日立北ICから高速に乗り入れ、飛ばしまくりでした。 平均140km/hくらい出していたかなぁ。150km/hも出せました。 なにしろ、車の通りがそれほど多くないし、見通しのよい直線が多いため、 全体的にスピードを出している車が多いんですよ。
一応、記念に撮影
と、思ったらなぜか渋滞が。帰省シーズンでもないのに。 のろのろと走っていたら後ろから救急車が。どうやら事故渋滞のようです。

実際、その通りで、もう少し進んだところに事故車両が止まっていました。 見たところ、死者が出るような大事故ではなかったようなので、ちょっと安心しました。
この先に事故車両がありました

タイヤキ
美野里PAで小休止。・・・もっと大きいSAにすればよかったかな。
それでも折角立ち寄ったので、何か食べ物を買っていこうと思い、 目にとまったのがタイヤキの自動販売機でした。うぐぅ・・・。
美野里PA近景 夏なのにタイヤキ 中にはちょっと小さめのタイヤキが2匹

終幕
タイヤキを食べ終え、あとは一直線に家に帰るだけ。 途中、また事故渋滞に遭遇しましたが大して時間もかからず通過し、 家に着きました。これで、今回の旅は全て終了です。
総走行距離は約350km。ガソリンは30リッターぐらい使いましたかね・・・。 ほぼ半日がかりの旅でした。



やっぱり、遠出するのは楽しいですね。 それが、過去に何度か行ったことのある思い出深い場所ならなおさらです。
そのうち、また行ってみたいですね。

P.S.
思いっきり波をかぶってびしょ濡れになった靴下は、 これでもかというほど砂まみれになっていました・・・。内側も外側も。
海に行った後ってよく洗ったつもりでも砂がどこかしらに残ってるものなんですよねぇ。 それを思い出させてくれました。

戻る