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2009年12月30日

MMDでアルファ抜き

たいしたテクニックではないのですが覚書も兼ねて
MMDでアルファ抜き画像を作成する方法を書いておきます。

pic1.jpg
まずは適当にモーションを作成して、背景を黒一色にします。
作成したモーションはvmdデータとして保存しておきます。
そしてAVIファイルを普通に出力します。

pic2.jpg
次にアルファ抜き用のPMDファイルを読み込みます。
このPMDファイルはPMDエディタを使って材質のディフューズ、スペキュラ、アンビエントを
全て黒にしただけのものです。

背景画像は非表示にしてからAVIファイルを作成します。


AVIファイルを作成したらそれぞれから同じフレームの画像をBMPファイルで保存します。

pic3.jpg
アルファ抜き用の画像の階調を反転すれば必要な素材はこれで完成です。


pic4.jpg
pic5.jpg
アルファ合成画像はこのような感じになります。

拡大した画像を見ればわかりますがアンチエイリアシングを有効にしてあっても問題ありません。
ただし物理演算を使っていると、レンダリング画像が100%再現される保証はありません。
こればかりはどうしようもないので同じ結果になることを祈るしかなさそうです。

とはいえ物理演算はそれくらいのデメリットを帳消しにできるくらい魅力的なので我慢します。
あとは手作業になる部分をなるべく減らす方法を模索しなくては・・・。

2009年12月28日

MMD静止画出力について

MMD本体にBMPファイル出力、PMDエディタにBMPファイル(連番可)が
あるのはわかりましたが、どの機能も物理演算が反映されないことがわかりました。

結局、AVIファイルから必要なコマを抜き取るしかなさそうです。

次に背景を抜く方法です。
いちばん簡単なのは背景色を適当に決めてそれを抜き色することです。
が、アンチエイリアシングを使ったときが面倒なんですよね。

テクスチャや頂点カラーを真っ黒にしたキャラモデルを使って
同じモーションの静止画を作成して、それをアルファ値にするのが
まっとうな方法でしょう。

手作業だと工程が増えるので自動化したいところです・・・。

2009年12月16日

MMDについてさらに調査

前回のエントリでMMDに静止画出力の機能がないと書いたのですが
今のバージョンではちゃんとBMP出力が可能なことがわかりました。
アルファ画像も出力できればいうことなしだったんですが。

他に気づいたことといえばセルフシャドウが描画できないということでしょうか。
MMDの性質上、そんな重い処理はやってられないんでしょうね。
これについては諦めるしかなさそうですねえ・・・。
多分動いていればそんなに気にならないと思いますし。


本来の使い方とは違うことをやろうとしているので
無理は承知のうえですが、やっぱりいろいろと難しいですね。

2009年12月11日

モーション作成 その2

コミュニティの大きさや将来性を考えるとMMDが候補に挙がってきます。
しかしMMDには静止画の出力機能がないという最大の問題点があります。

MMDについてはまだあまり詳しく調べていないのですが
静止画が欲しければ作成した動画をコマ送りし
必要なコマで止めてスクリーンショットを撮るしかないようなのです。

これはあまりにも原始的な方法と言わざるを得ません。
まあ用途が違うのですからしょうがないんですけど。


それと、ボーンの埋め込みをモデルデータ側で行わないといけません。
いわゆるMikoto形式というやつで、ある命名規則に従って面を作成すると
それがボーンとして見なされるのです。
当然モデリングツール(メタセコイアなど)から見れば単なる面のひとつに過ぎず
それを編集するために特化した機能などもありません。


しかしモーション作成機能や将来性などを考えると
その程度のデメリットは問題にならないのではないかとも思えます。
それくらい魅力的なんですよねえ・・・。


MMDはもっとよく調べていきたいですね。

モーション作成 その1

無敵格闘娘の辻とゴン子ではポリゴンモデルを使ってモーションを作成し
ドット絵に落とすという、プリレンダリングという手法を使っています。

で、モーション作成にエルフレイナというシェアウェアを使っています。
ボーンの作成もできますし豊富な出力機能のおかげで作成したモーションの加工も簡単です。

ちなみに無敵格闘娘ではモーションを連番MQOファイル作成で出力してから
メタセコイアに読み込ませてWarabiでトゥーンレンダリングしてドットに落としています。


ですが・・・モーションの作成機能については非常に不満があるんですよね。
例えば関節の可動範囲の設定とかは出来ませんからIKでボーンを動かすと
あらぬ方向に曲がってしまったりとか、
屈伸のようなモーション作成の場合、キャラ全体を移動させて
足の裏の位置を地面に合わせるというような手順が必要になるので
非常にめんどうなのです。

この辺の不満点は作者様にも伝えてあるのですが
もうバージョンアップにも期待できなさそうなので
別のツールを使うことを考えないといけないなぁと思っています。

続く

2009年12月03日

みつどもえTVアニメ化決定!!

月曜の時点でもうバレ画像が出回っていたのでそれで知ってはいましたが
一応、お約束ということで木曜までがまんしてました。

いや、しかしめでたいですね、これは。
公式サイトもオープンしてます。
http://www.mitsudomoe-anime.com/

まだ原作絵の流用ばっかりだし詳しいことは何もわかりませんけど
とりあえず一部で心配されていたハムスターの名前は原作どおりなようでw

期待は高まりますね。
はやくカラーのアニメ版カットとか声優情報とか載せて欲しいところです。


ついでに、久しぶりにのりおのブログも見に行ったら
更新が6月で止まっていて、もしかしたらこの時期にはもう
アニメ化の話が行っていたのかなーなんて邪推してみたり。