ときめきメモリアル2発売前雑感
(99/10/12)
ときメモ2の発売日も間近に迫り、
ゲームに関する情報もいろいろなメディアで見かけるようになりました。
しかし・・・なにかが違うような気がする。
これはほんとうに、あの「ときめきメモリアル」の続編なのか?
なにぶん発売前ということで、憶測混じりの部分もありますが「ときメモ2」に対して
思うところを書いてみます。
ときめきメモリアルとは何だったのか?
前のページに書いたこととダブってしまいますが、ときめきメモリアルとは
「登場するキャラクターが魅力的であった」「奥深いゲームシステム」
「高校時代を追体験できる」といった要素があったからこそ、
ここまでヒットしたと考えています。
これらのどの要素も重要ではありますが「高校時代を追体験できる」ことは特に重要だと言えるでしょう。
「自分が高校生の時にこんな体験が出来たら」を実現できること。
そのためには現在の高校生の姿を投影した世界ではいけないんです(いけないというわけではないが
その方が感情移入しやすいでしょ)。
なぜなら「ときめき」がターゲットとしていたプレイヤー層はすでに高校を卒業してしまった年代の人達であったから。
それともう一つ。ゲーム中、ごく一部の例外を除きキャラの名前を「虹野さん」
「如月さん」というように「姓」+「さん」で呼んでいますね。
これも高校生同士の会話としてはごく自然なことだと思います。
些細なことですが、感情移入に一役買っているんですね。
基本コンセプトは受け継がれたのか
さて、ときめきメモリアル2ですが、私は雑誌を読んでいないのでウェブ上で得られる情報しか知りません。
しかしそれを総合して判断すると、以下のような結論に達しました。
まず、ゲームとしての面白さの要素、つまりゲームシステムがどのようになったのかが
全然聞こえてこない。「みつめてナイト」のときも、実は優れたシステムを持っていたのに
それが全く伝わってこない宣伝しかしてなかったように思いました。
女の子の紹介だけやってたってダメなんですよ。それをまだわかってないとは。
コナミのウェブサイトでもときメモ2のシステム紹介ページがいまだ工事中ですし。
やる気のなさが感じられます。
「高校時代を追体験する」ことがときメモの狙いのひとつだったわけですが、
2ではそれは軽視されているような気がします。まず第一にキャラクター。
なんというかよくあるギャルゲーの登場人物のような設定ばかりです。
今風の設定だと言えば、そうなのかもしれませんが、「こんな娘、クラスメイトにいたよなぁ」
と思わせるギリギリのラインを遥かに飛び越えています。
それから制服。予想通りブレザーでしたね。しかも今風の。
ノスタルジーを感じさせてくれるようなデザインであればブレザーだろうと文句はないんですが
微塵も感じさせてくれません。
もうひとつ。名前です。どうにも「姓」と「名」を並べると名前のほうの主張が強いものが多く
「○○さん」と姓のほうで呼ぶのに違和感があるんじゃないでしょうか。慣れの問題かなぁ。
でも、「一文字 茜」という名前を呼ぶとき「一文字さん」よりは「茜」のがしっくりくるでしょ。
こうして見ていくと、ときメモ2の開発の方向性は「古臭さの排除」なんじゃないかと思いますが
どうでしょう?しかし、この方向性は自分の高校時代と重なる要素が排除されるということを意味し、
「追体験」の否定でしかない。
ときメモのコンセプトは受け継がれたのか?という問いには「否」と答えるのが正解でしょう。
ときメモ2の実態
現状では「ときメモのシステムを使った普通のギャルゲー」と言うしかありません。
「ときメモの続編」という意味での「ときメモ2」とは言い難い。
結論はもちろん、プレイするまで出せないですからそれまでお預けです。
不安を吹き飛ばしてくれるような内容であることを期待するばかりです。