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MMDでアルファ抜き

たいしたテクニックではないのですが覚書も兼ねて
MMDでアルファ抜き画像を作成する方法を書いておきます。

pic1.jpg
まずは適当にモーションを作成して、背景を黒一色にします。
作成したモーションはvmdデータとして保存しておきます。
そしてAVIファイルを普通に出力します。

pic2.jpg
次にアルファ抜き用のPMDファイルを読み込みます。
このPMDファイルはPMDエディタを使って材質のディフューズ、スペキュラ、アンビエントを
全て黒にしただけのものです。

背景画像は非表示にしてからAVIファイルを作成します。


AVIファイルを作成したらそれぞれから同じフレームの画像をBMPファイルで保存します。

pic3.jpg
アルファ抜き用の画像の階調を反転すれば必要な素材はこれで完成です。


pic4.jpg
pic5.jpg
アルファ合成画像はこのような感じになります。

拡大した画像を見ればわかりますがアンチエイリアシングを有効にしてあっても問題ありません。
ただし物理演算を使っていると、レンダリング画像が100%再現される保証はありません。
こればかりはどうしようもないので同じ結果になることを祈るしかなさそうです。

とはいえ物理演算はそれくらいのデメリットを帳消しにできるくらい魅力的なので我慢します。
あとは手作業になる部分をなるべく減らす方法を模索しなくては・・・。