AIMSでグラディウスっぽいSTGを作る(2)
AIMSでは動くものは基本的に全てアクターです。それとは別にシーンというものもありますが。
そしてアクターには必ずひとつ以上の画像と結びつきます。
ここが少し特殊なところですね。
例えば編隊を組んだ敵を全滅させるとボーナス取得、とかいうのの実現には
編隊自体を表すアクターが必要になってきますが、
表示すべき画像が存在しないこのアクターについても画像が必要です。
そういったアクターのために1*1ドットの透明な画像をダミーとして
用意するのが良さそうです。
アクターを動かすには前述のとおり画像(グラフィックハンドル)を用意して
createActorで生成したあと、addMoverで大まかな動作を指定するだけという、簡単なのがいいですね。
画面外に出たら消滅というのも自動で行わせることができますし
画像を複数登録しておけばアニメーションも簡単です。
それだけでは済まない場合になって初めて、アクタークラスを用意することになります。
クラスといってもオブジェクト指向的なアレではなくて
(クラス名)_OnXXX というファンクションを三つ用意するだけ。
継承とかが使えないのはそれはそれで物足りないところもありますが
そのへんは割り切ってしまいましょう。
共通部分をファンクションにくくりだして呼び出せばいいだけです。
(Lua自体はクラスが実現可能な仕組みをもっていますがAIMSには不向きなのです)
ということで今回は終わり。