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2006年11月11日

書籍レビュー「オンラインゲームプログラミング」



オンラインゲームプログラミング
著者: Jung Wun Chul
翻訳: 吉野ひろみ
単行本: 582ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2005/2/19)
ASIN: 4797328479
価格: \3,570

ネット対戦プログラムの勉強のために買ってみた本です。
内容は初心者向けというか入門用ですかね。
ロビーサーバの作り方など、高度な内容もありますが、私にとっては必要としていない部分なのでよく読んでません。

この本を読んで足りない部分は独学、あるいは他の本で補っていくのがいいでしょう。
とっかりにはなると思います。


対戦ゲームのサンプルとして、対戦型シューティングが載っていたのでちょっと期待してたんですけど、よく読んでみたら、各オブジェクトはそれぞれ1秒に1回だけ通信して同期を取り、オブジェクトごとに同期のタイミングを少しずつずらすことで、全体としてタイムラグを少なく見せるというもので、MMORPGやFPSのようなラグを許容できるゲームならこういうのもアリなんでしょうけど・・・。

また、対戦テトリスと思いきや相手のプレイを隣に表示するだけのサンプルとか、誰がそんなものを期待しているのかと思わせるものが多く、後半の1/3ページくらいは要らないと思いました。

非同期ソケットについては全く触れられていないのも痛いですね。

参考になったところは多々あるんですけど、実践するにはさらに技術の積み上げが必要です。
金が余っていてWindowsソケットプログラミングについて全くの初心者だったら買っても良いのではないでしょうか。

2006年11月04日

シューティングゲームプログラミング

ゲームプログラミングに関する書籍はそれなりにチェックしてたりします。
ということで簡単なレビュー書いてみようと思います。

シューティングゲームプログラミング
シューティングゲームプログラミング
著者: 松浦 健一郎, 司 ゆき
単行本: 402ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2006/9/28)
ASIN: 4797337214
価格: \2,940

シューティングゲームを主題にした書籍は今までにも割と沢山あったんですが、満足のいく内容のものはありませんでした。
どれも解説している内容が初歩レベルどまりで、例えば周期的に敵が出現し続けるだけであったりとか、シューティングゲームっぽい何かの解説で終わっているのです。

で、この本はどうかというと・・・今まで見てきた本の中では最も実践的な内容を扱っています。

この手の本では必須のタスクシステムについては、C言語による実装とC++ による実装が載ってます。
ゲーム部分は、タイトル、ゲームオーバー、コンティニューといったゲームの外枠と呼べる箇所を含めて取り扱っていて感心しました。
そして敵の出現などの制御をスクリプトで行ったり、ボスは形態変化するし、パワーアップ、ボム、アイテムも出てきます。
レイディアントシルバーガンのような剣型の武器やエスプガルーダの覚聖死界風ボムの実装方法まであります。

この本ならゲームに必要な要素を持ったプログラムを作るための知識が得られると思います。
オススメの一冊です。