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2006年12月08日

CSでも放送開始「TVアニメ無敵看板娘」

1月からCSのキッズステーションで放送されるそうですね。
これでファンが更に増えてくれるといいなぁ。

しかし・・・アニメ化されたのにまだマイナー感が払拭されていない気が。
アニメは見た人の評価はかなり高くて、某アニメ板で行なわれた夏のアニメの人気投票でも2位(ちなみに1位はうたわれるもの、3位はひぐらし)でした。
Biglobeの無料配信でもアニメ部門で1位を取ったりもしましたしね。
実際、全編通じてクオリティは安定してよかったですし。


見た人の評価は高くても、見た人の数が少ない感じで、俯瞰的に見るとあまり評価されていないという感じがします。
放送局が限られすぎていたのも要因のひとつでしょうけど、プロモーションをもうちょっと上手くできなかったかと、思ったりもします。番宣のプロモーション映像でこの作品に興味を持てたかというとすごく疑問です。
私の周りのアニメにうるさい人もスルーしてたし。


とにかく、もっと人気が出ておかしくない作品なので、
CS見て!DVDも買って!第2期に期待しましょう!!

それにしても、茅原先生の「死にたがり」設定が変更されてたのは、時期的に見ると大正解でしたね。変更といっても脳内変換できるレベルでしたから、あまり問題なかったですが。

2006年11月24日

無敵なキャラクターソング集

今月発売された、無敵看板娘のキャラソングCDの感想を書こうと思います。

基本的には笑いをとる方向で曲が構成されてますね。
そして、以前発売されたサントラに入りきらなかったと思われるBGMも収録されてます。
作曲は全て、BGMも作曲した高木隆次氏によるもので
無敵看板娘の世界にマッチしたメロディになっています。
ボーカル曲に、各キャラのテーマのフレーズが入ってたりするのもいい演出だと思いますね。


続いて個別にコメント。

「無敵看板娘」野澤恵
えーと、誰ですか。歌ってるのは・・・。
それはそれとして、このCDのなかで唯一の良心とも言える曲です。
良い意味で普通に聴ける曲ですね。
ただ、「パンツは見せないぜ」とか、そういうことは自己主張しなくていいですから。

「死にたくなったら麺すすれ」茅原智香(峯香織)
茅原先生が必死にラーメンの良さについて歌ってるんですが
「すすれーすすれー」とか歌われても怖いだけですから!
歌いだしでいきなり噴きました。

「八百黒戦隊ヤオレンジャー」太田明彦(中村悠一)
野菜を戦隊ものの登場人物に見立てて太田らしくノリノリで歌ってます。
ノリノリすぎて歌詞が意味不明気味です。

「フランクフルトの串だけが」神無月めぐみ(小清水亜美)
めぐみが、自分のやってることは全然陰湿じゃありませんと訴える歌です。
「夜な夜な看板に穴を開けて鬼丸の鬼の字を・・・」のあたりに爆笑。

「俺の名前を覚えろニャ!」西山勘九郎(檜山修之)
勘九郎が必死すぎです。
美輝に名前を覚えてもらうために語呂あわせを作ってみたりするところが涙を誘います。

「ヤンヤン花見町商店街」鬼丸美輝(生天目仁美)
他のキャラたちが必死に自己主張してるのに一人だけ呑気に歌っているあたりが
なんとも美輝らしいです。

「超空戦隊スターレンジャー」mojo
フルバージョンということで2番まで歌詞があります。
ただTVサイズバージョンとあまり変わってないところが残念かも。


ドラマCDのミュージカル版的位置づけですかね。
おかみさんが歌ってないとか、少々不満もありますが
ファンなら有無を言わさず買うべきでしょう!!

BGMとして聞く分にはドラマCDより邪魔になりませんしね。

2006年10月01日

TVアニメ無敵看板娘総括

TV放送も無事終了したところで、アニメの感想の総括をしてみようと思います。
先に気になった点から。

・子供向けを意識したと思われるオリジナル要素の挿入
これはまあ、意見の分かれるところかもしれませんねぇ。例えば23話のラストの勘九郎を女装させる意味とか、あんまり効果的なオチになってなかったと思いますし・・・。

・原作から改変された部分
色々大人の事情もあるんでしょうね。茅原先生とか。
でも第1話の「拳王破砕掌」がフェイント技にされていたのはどうかと。

・キャラの微妙な違い
勘九郎の口癖である「ニャ」を乱発しすぎていたのでは。ほとんど全ての語尾に「ニャ」を使っていた感じですが、原作では意外と普通に喋っていることも多いのでちょっと気になったかも。
あと22話のラーメンガールの話で、おとなしくめぐみの教えを請う美輝。「めぐみの言うことになんか従えるもんか!」というのが普段の美輝だと思うんですが、事情が事情だけにこれも有りなんでしょうかねぇ。
12話のデートで映画館に入ったとき、茅原先生が映画を見ていたのは貧乏キャラという設定からすると違和感が。アニメでは先生が貧乏キャラだという設定がないからしょうがないのかもしれませんけど。

こんなところですかね。
そして、良かった点について。

とても丁寧に、原作をうまく活かすように映像化されていて、ファンとして非常に納得のいくものになっていたと思います。
そんなの当たり前じゃん?とか思われるかもしれませんが、何かを勘違いして作っちゃったりする場合も有るんですよ。
各話のタイトルが原作をそのまま踏襲しているのも何気に良かったですね。

一話あたりのボリュームがかなりあって、15分で30分番組を見たような気になります。
といっても詰め込みすぎ、急ぎすぎという印象は全くないのが不思議です。

映像化された話の選択も、原作で人気のあったものが中心になってます。映像化予想は私もやりましたけど(http://www.ausystem.org/~aushacho/memories/2006/07/post_116.html)どうですか、この的中率。
読者と制作側の意識のズレがほとんどないことがよくわかる結果だと思います。

原作で高い人気の花見シリーズを最終話にもってくるなどの構成も非常に上手かったですね。
「第一話なのにヒロインが吐いた」「最終回なのにヒロインが吐いた」とかは見事な対比のさせかたかと。
また、13話「美輝がめぐみの店を偵察」、14話「めぐみが美輝の店を偵察」のように表裏一体となったエピソードをABパートにそれぞれ配置していたのも構成の上手さが端的に現れていたと思います。

キャスティングについては全く文句なしで、非常に役にマッチしていましたね。
最初から違和感無く聴けました。
劇中BGMは、いい意味で非常にわかりやすい曲揃いで、これもまた作品コンセプトによく合ったものだったと思います。勘九郎のテーマがお気に入りだったり。
あと、スターレンジャーOPがいいですよ。熱血していて。DVDの映像特典が楽しみです。


放送前の注目度の低さには非常に焦りを感じていたんですけど(某誌で「期待の新作」として取り上げられたとき、他の作品が2~4Pなところ、半ページだったとか)最終的にはかなり高い評価を得られたようですし、Biglobeでの無料配信もアニメ部門で視聴数1位を取ったり商業的な結果も出始めている様子。


ということでまとめると、とてもよく出来た作品だったと。
ぜひとも第2期を同じスタッフでお願いしたいと思います。
スタッフやキャストの皆様、おつかれさまでした。

2006年08月08日

ラジオでメール読まれてるし

毎週水曜日に、無敵看板娘のWebラジオが配信されているわけなんですが
先週の第9回放送で、私の送ったメールが読まれてて驚きました。

ラジオネーム「しゃちょー」で出したら「シャッチョサン」「シャッチョサン」って
番組が大騒ぎになってて大笑いでしたねー。

メールの内容より名前の方がネタにされた感じですが
まあ、ネタを提供できたので良かったと思います。名前も覚えてもらえたでしょうし。

ちなみにそのWebラジオはこちらから聴けます。
http://te-a.jp/onimaru/

2006年07月31日

映像化予想

そういえば某所でアニメ化される話を予想したことがありました。
なんか、けっこう的中率が高いっぽいので、こっちに転載しておきます。

★放送期間1クール&辻、ゴン出番無しと判明した段階で
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#1 漫画1話+2話
#2 めぐみ登場+あの娘はスナイパー
#3 勘九郎登場+美輝VSめぐみ IN 閉鎖空間
#4 太田がエコレンジャーにはまる
#5 美輝VSめぐみ料理対決+めぐみが地蔵に恋
#6 運動会(琴美ちゃん登場)
#7 敏行登場+若菜登場
#8 先生登場
#9 美輝VS勘九郎、電車対決
#10 美輝VSめぐみ、ぬいぐるみ奪い合い+めぐみと先生対面
#11 最初の花見
#12 めぐみVS勘九郎
#13 漫画最終話とその前話
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★1クール24話と判明して予想しなおし
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・美輝メインのエピソード
漫画1話
2話
 ⇒美輝が優しい子だというところを見せる必要から
3話
⇒葬兵術初登場と、おかみさんの強さを見せるため
初めて酒に酔う話
 ⇒花見の話を出すためにはこれ必須
花見1年目

・めぐみメインのエピソード
めぐみ初登場
串投げ披露
地蔵に恋
石食い料理対決
チャーハン毒盛り
 ⇒勘九郎の骨折が治った
ぬいぐるみ争奪戦
 ⇒先生と初対面の話のために必須
めぐみVS勘九郎

・勘九郎メインのエピソード
勘九郎初登場
風邪ひき対決
電車対決
琴美ちゃんが登場する運動会

・太田メインのエピソード
エコレンジャーにハマる
めぐみに女装させられる
 ⇒先生、めぐみも出せる

・先生メインのエピソード
先生初登場
めぐみと初対面
西沢君
学校の屋上から飛び降り
 ⇒敏行も出せるから

・敏行メインのエピソード
敏行初登場
若菜初登場
敏行VS勘九郎
 ⇒敏行単独エピソードはきつい気がする

・その他(辻登場後のエピソード)
ドマルド
サソリを食べる話
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実際には30分で4話分のエピソードを詰め込んであることもあるので
的中率が高いのもある程度は当然かもしれません。
沢山のエピソードが見れるぶんには大歓迎ですけどね。

しかし、町内運動会が映像化絶望的になったのは残念。

2006年07月25日

アニメ無敵看板娘 第5,6話

敏行、若菜初登場の話でした。
5話の方は、ちょっと無理にめぐみを出してる感じがしないでもないです。
が、上手く膨らましてあるなと思いました。

6話は、違和感無く戦隊ものネタを組み込んであって上手い展開でしたね。
琴美ちゃんも出てきましたし。町内運動会映像化の夢は断たれましたが。

原作よりも太田と勘九郎の親友という設定が活かされてたのはGood。
シリーズ構成上仕方ないとはいえ、勘九郎が美輝に名前を覚えられていないというのは
視聴者にあんまり印象付けられていないので、その部分はちょっと惜しかったかな。

2006年07月18日

アニメ無敵看板娘3,4話

待ちに待ってた、勘九郎登場と新幹線話ですよ!
檜山さんの演じる勘九郎は見事のひとこと。バッチリはまってました。

3話は違和感無く二つの話を融合した上、アニメオリジナルながらも上手いオチをつけてくれました。
美輝の骨盤が見れなかったのはちょっと残念でしたが。

4話は3話と連動した繰り返しネタも良かったですし、
一番の見所の電車対決もキッチリ映像化されて大満足。
初期ムテムスの中でも傑作の部類に入る話だと思っていたのですが
その面白さをちゃんと再現できていましたね!テレコムさんありがとう!


私がアニメ4話「我が戦いに終点なし」にことさら拘るのには理由があります。
というのも、この話と、この話を元に2ちゃんで作られた以下のAAに触発されて
格闘ゲーム制作が始まっているからなのです。

shin1.jpg
shin2.jpg
チャンピオン系アスキーアート倉庫より転載

まあ、正確にはこの時は「格闘ゲームにしたら面白そうだ」と思っただけですけどね。


さて、褒めるだけ褒めたところで、気になったところも指摘しておきます。
微妙に、小さいお子様向けのアニメオリジナルネタが散りばめられている気がします。4話の宇宙人とか。
確かにこの作品は小さいお子様が見ても十分に楽しめるものだとは思いますし
本来の面白さを損なうほど邪魔だと言うわけでもないのですが・・・ちょっとばかり気になりました。

それに関連してなのかどうかわかりませんが新幹線が丸顔の200系ではありませんでしたね。いまどきの子供にとっての新幹線ってやっぱりあれなのかなぁ、と。

漫画のほうではあの新幹線が作品全体に漂う昭和の雰囲気を象徴するものとして機能していたと思うので、変更されたのはちょっと残念。

でも全体的にはかなり笑えましたし、あまり気にすることではないかもしれませんね。

2006年07月08日

無敵看板娘1,2話

よーやく、アニメを見ました。
OPだけ見たら、どんな作品か全然わからないですね。

で、第1話。なんかすごい密度ですね。
15分なのに30分番組を見た気になります。
かなり原作に忠実でしたしけっこう満足です。
ただ、葬兵術はびしっと決めてほしかったなぁ・・・。

太田とおかみさんの声はちょっとイメージしてたのとは違いましたが
美輝は事前にラジオで聞いていたせいもあってか、全然違和感なかったです。

そして第2話。
めぐみの家の軒先が花だらけで花屋にしかみえない・・・。
いきなり風月先生を持ってくるとは予想外。
バルカンとかペネトレイトとかの技名紹介が省かれたのはちょっと残念ですが
構成上しょうがないですかね。

めぐみの声はかなりはまってました!
ラジオでの素の喋り方はちょっとおっとり風味だったんですけど
演技中はやっぱり違いますね。


で、全体的には作画、動き、再現度のどれもが満足のいくレベルだったんで安心しました。
でもまぁ・・・正直、原作も序盤は微妙だったんで、来週あたりからが本番かなと思います。
来週は「我が戦いに終点なし」もありますし。楽しみです。