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キモボール

TakeponGです。最初に自分が最後の砦とかエラそうなこと言っておいて、ちっとも書いてないので久しぶりに書きます。

キモボール

作業場の前には駄菓子屋があります。
ここに非常に「キモい」おもちゃが売っていました。
弾力性のあるゴム製のボールに、柔らかい毛がウニのようにこれでもかと生えており、なおかつ正面には絵心のない顔まで描かれています。

しかもこれだけじゃありません。
こいつには指が通せる穴がついたヒモが繋がっており、ヨーヨーみたいに叩いて遊べるようになっているのですが、バンバンと叩いて振動を感知すると、内部に仕組まれた発光ダイオードによってピカピカと光りやがるのです!!
キモいです。キモすぎます。
これを考えたおもちゃメーカーは頭がどうかしています。もちろんいい意味で。

あまりにキモいので勢いで買ってしまった(¥150)のですが、調子に乗って激しく叩いて遊んでいるとついに(なかの電子基盤がイカれたらしく)光らなくなってしまいました。
その後暫くは、わざわざ夜中にびっくりするようにトイレの取っ手のところに吊るしておいたのですが、日に日にゴムが傷んで、先日ついに千切れて床に落ちた無残な姿で発見されました。

せっかくなので(?)カッターで帝王切開して中の電子基盤を取り出してみると、基盤はまぁたいしたことなかったのですが、この中身が無くなり皮だけになってしぼんだ姿がまたキモい。あまりにキモいので、家主のマウスにカバーとして勝手にかぶせてみました。

キモボール_マウス

うおおこれはキモい。

家主が帰ってきてとりあえずびっくりさせたので剥がします。
すると毛の部分が内側にひっ繰り返り…

キモボール_まるまり

丸まった姿もこれまたキモい。
ちょっとだけ毛が出てるのがまたなんとも。

天寿を全うし、自らの本来の姿を失ってもなお芸術的なキモさを提供しつづける、芸人として(?)見上げた根性の持ち主、キモボール(仮称)くんでした。
もう二度と買わないだろうけど。
作業場の風景 | comments (1) | -

Comments

これ、最近お祭りの出店で売ってるのを見かけました。
色とりどりのキモボールくん達を見て、ちょっとだけ欲しくなりました。
通りすがり | 2006/07/26 09:49 PM

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